ネット上には「アフィリエイト 怪しい」「アフィリエイト 危ない」といったキーワードで書かれた情報も見かけますが、実際のところはどうなのでしょうか。
結論からいって「アフィリエイト」自体は全く怪しいものでも危ないものでもありません。
ただし、アフィリエイトにまつわる詐欺まがいのことが世の中にはまあまああるのも事実です。
アフィリエイトが怪しいとか危ないと言われる理由と、詐欺に遭わない心構えをお伝えします。
この心構えさえ持っていれば詐欺まがいのことに巻き込まれる可能性はかなり低くなるでしょう。
こんな方におすすめ
- アフィリエイトに興味がある
- アフィリエイトに興味はあるが騙されたくない
- アフィリエイトは怪しいと思っている
アフィリエイトは怪しいし危ないの言葉の真相
アフィリエイトが怪しいという話の前に、アフィリエイトとは何かを知っておきましょう。
アフィリエイトとは
アフィリエイトとは、インターネットにおける「成果報酬型の広告」です。
仕組みとしては以下のとおり。
- 自身のホームページやブログ記事に企業や特定の商品・サービスの広告を掲載
- 訪問者がその広告をクリックして商品やサービスを買ったりして広告主の利益になる
- 成果報酬が収入として手に入る
扱う商品やサービスは多種多様。
商材はさまざまで、誰もが知っている大手企業も広告を出稿していますし、あなたの良く知っているものや好きなものを選ぶことができます。
アフィリエイトは、広告を出稿する「広告主」と広告を掲載する「メディア(アフィリエイター)」、広告主とメディアをつなぐ「ASP」、実際にサイトに訪れる「サイト訪問者(ユーザー)」の四者それぞれにメリットのある仕組みで成り立っていて、アフィリエイト自体は、至極まっとうなビジネスです。
怪しいし危ないのは詐欺まがいの情報商材やコンサル
前述の通り、アフィリエイト自体は怪しいものではありません。
「アフィリエイト」=詐欺まがいの情報商材と思われていることが多いです。
その背景として、アフィリエイトは
- 主婦や会社員でも空き時間に手軽に副業として始められる
- 初期投資がゼロ、あるいは少額なので参入のハードルが低い
- 在庫ももたなくていいのでリスクがない
こういった特徴から主婦や会社員に注目されている副業であるといったことがあります。
ただし、
- 学校で習ったことがないので多くの人がアフィリエイトの知識ゼロ
- 周りにアフィリエイトをしている人がいない
などの理由から、「アフィリエイトなら簡単に稼げる」「1日10分スマホで操作するだけ」「完全自動で寝ていても自動収入が手に入る」などと、言葉巧みに教材の購入を迫ったり、コンサルや塾への参加を煽ったりする詐欺まがいな人たちに騙されてしまうという現実が起こっています。
アフィリエイト自体が詐欺なのではなく、「アフィリエイトは儲かります」的なアフィリエイト周りの商材や塾、コンサルの中には、残念ながら詐欺まがいのものが混ざっているというのが現実です。
ただし、これに関しては、情報商材ASP大手のインフォトップでは情報商材販売の際に、厳しい審査基準を設けていて、詐欺商材はほとんどなくなっています。
同じく大手のインフォカートでもインフォトップよりやや審査が甘いとも言われていますが、これらのASP経由なら詐欺商材の第1段階の選別はされていると思っていいでしょう。
「詐欺にあった」と発信している人にも2通り
いわゆる「詐欺」のケース
- 商品・サービスの提供がない、あるいは途中で途絶えてしまう、ダウンロードできない等
- 金額のわりに、誰が見ても内容がショボすぎる(詐欺と確定しずらいが詐欺に近い)
本人は詐欺に遭ったと言うが詐欺とは言えないケース
「あの商材は詐欺だ」「○○塾は詐欺」などネット上の情報がありますが、
- 本人が期待していたものとは違っていただけ
- 内容が価格に見合っていない
- 教材通り実践せず、成果がでない
- 簡単に稼げると思い込んでいて、実際とは違った
- 本人がうまく活用することができなかった
- 主催者、メンターとウマが合わなかった
「内容が価格に見合うかどうか」の判断には、個人差がありますし、そのため、自分が「内容が価格に見合ってない」と思っていても、それだけで詐欺と断定することはできません。
また、本人が教材に沿って実践せずして、結果がでないことを詐欺というのは違っていますね。
情報商材詐欺に遭わない心構え3つのポイント
アフィリエイト自体は詐欺ではないことはここまでお伝えした通りです。
その上で、詐欺に遭わないための心構えとしては以下の点を心得ておくと詐欺に遭う可能性がかなり下がります。
楽して稼げるものはない
アフィリエイトは「ビジネス」です。
- 1日たった10分で
- ツールを購入すれば自動で集客できる、お金を払えば集客できる
- 自動収入
- クリックするだけ
- 無料ではじめられる
- 1ヵ月で30万円
これらのセールストークは、アフィリエイトを知っている者からすれば、「過剰広告」「誇大広告」とすぐわかります。
アフィリエイトで成果を挙げるには、最低でも3ヵ月、一般的には半年程度はかかるものと思っておくのがいいです。
簡単に稼げる、楽して稼げる、すぐ稼げる・・なんてことはないので、そんな勧誘をされたら怪しい、と疑ってみたほうがいいです。
人に喜ばれない案件には手を出さない
最近ではアフィリエイトとネットワークビジネスを組み合わせたように見えるシステムもあり、知り合いや友達を紹介したら紹介報酬をもらえ、さらに、その友達が紹介を出したら、その紹介報酬の○%が継続収入として入る・・といった案件もあります。
価値のある商品・サービスが存在しない紹介連鎖は、あなた自身の信頼残高をすり減らすのでビジネスとして怪しいと疑ったほうがいいでしょう。
アフィリエイトは本来
- 人の悩みの解決策を提案する
- 価値と信頼を積み上げる
- 知りたいことを伝えたり教えたりする
といった、人に喜ばれるビジネスです。
情報を鵜呑みにせず自分の手を動かしてみる
「商品名(商材名) 評価」「商品名(商材名) 口コミ」「商品名(商材名) 危険」などのキーワードでネットで検索するくらいのことは最低限してみてください。
お問合せフォームなどから、主催者や販売者に気になる点の質問をしてみて、ナシのつぶては論外ですが、返信があまりに遅かったり、質問に的確に答えてこない場合は、怪しいですし、これからビジネスを共にするパートナーとしては避けたほうがいい輩だと判断できそうです。
アフィリエイト市場は拡大傾向
アフィリエイトと聞いて「怪しい」「危ない」と感じる人がいるとすれば、一昔前の詐欺まがいの情報商材アフィリエイトの悪いイメージが強いのかもしれません。
アフィリエイト市場は年々拡大しており、今後も拡大傾向が続くとみられています。
矢野経済研究所は2月7日、国内アフィリエイト市場に関する調査結果を発表した。それによると、2019年度の国内アフィリエイト市場規模は前年度比8.7%増の3133億円になると予想。
国内アフィリエイト市場は今後も拡大するとしており、2023年度の国内アフィリエイト市場は4654億円にまで拡大すると予測している。
外部環境に関しては、
- ITP(Intelligent Tracking Prevention:サイトトラッキングの抑止機能)によるクッキーの制限
- Googleアルゴリズムのアップデートによる検索順位の変動
- ヤフーのレギュレーション強化によるアフィリエイトサイトの広告出稿の厳格化
など、アフィリエイトサイトにとってネガティブと考えられるレギュレーションの変更が行われたために「アフィリエイト オワコン」などという人もいます。
ですが、優良なアフィリエイトメディアにおいてはほとんど影響を受けていないばかりか、違法サイトが追放されるという観点においては、アフィリエイト業界全体にとってはプラスに働くため、長い目で見ると決してネガティブ要因ではないとしているようです。
個人的には、アフィリエイト市場、まだまだ魅力拡大と考えています。
まとめ
- アフィリエイトは、インターネットにおける「成果報酬型の広告」のことでまっとうなビジネス
- 怪しいとか危ない怪しいし危ないといわれたり、イメージがあるのは、アフィリエイトにまつわる詐欺まがいの情報商材やコンサルのこと
- アフィリエイト詐欺という情報の中も2通り
- いわゆる詐欺
- 本人は詐欺に遭ったと言うが詐欺とは言えないケース
- 情報商材詐欺に遭わない心構え3つのポイント
- 楽して稼げるものはない
- 人に喜ばれない案件には手を出さない
- 情報を鵜呑みにせず自分の手を動かしてみる
- 国内アフィリエイト市場は今後も拡大の予測
この記事を訪れてくれたあなたは、少なからず、アフィリエイトは怪しい?と思った方だと思います。
アフィリエイト市場は今後も拡大の見込みであること、アフィリエイトサイトにとってネガティブと考えられるレギュレーションの変更などもアフィリエイト業界全体にとってはプラスに働く点など、アフィリエイトは個人が稼ぐ選択肢として最良だと思っています。
アフィリエイトに関する教材や塾でお悩みの場合には以下のフォームから気軽にご相談ください。