WordPressの投稿画面には記事作成に便利な、様々なツールが用意されています。
ここではその中でもSEO的に重要となるもの(検索結果の上位表示を狙うために使用すべきもの)を中心に、以下4点の使い方を解説します。
- moreタグ(続きを読むタグ)
- 見出し(h2)
- リスト形式(箇条書き)
- 強調(太字)
記事作成では、該当する箇所ができてきたら必ずこれらのツールを使用しましょう。
結果的に訪れる読者に対し見やすく読みやすい記事となり、また文章の構造がはっきるすことで検索エンジン対しても分かりやすい記事となり、検索結果の上位表示につながります。
ワードプレス投稿画面の使い方
まずは基本となる投稿の追加・編集についてみていきます。
投稿の追加の方法
投稿を新規追加するには、投稿>投稿一覧をクリックします(投稿>新規追加でもOK)。
投稿一覧画面が表示されるので「新規追加」ボタンを押下します。WordPressの新規投稿を開き、サンプルとして以下のように入力してみます。
- ① タイトル:記事のタイトル
- ② URL:記事のURL
自動的に入力されますが、日本語が入る場合には英数字に直します。
(ここではtest-articleなどのようにします) - ③ 記事の装飾を行なうツールバー
- ④ 記事本文
moreタグの使い方
「moreタグ」を使う目的は大きく分けて以下の2点。
ポイント
- 抜粋文の表示
記事の抜粋文を表示する時に、ここまで表示してね、という印として使う - 広告位置を示す
アドセンスなどの広告を表示する時に、moreタグの箇所に表示する、といった「広告を表示するための位置」を示すために使う
ブログのトップページでは、記事の抜粋が表示され「続きを読む」とか英語で「more …」とか表示されてますが、この「記事の抜粋をどこまでとするか」を決めるのが、この「続きを読むタグ」(moreタグ)です。
実際の使い方もみてみましょう。
続きを読むタグを入れたい箇所を一度クリックし(カーソルをそこに移動させる)、ツールバーの「続きを読む」タグをクリックします。
そうすると、上の図のように指定した箇所に「— MORE —」という表示がされ、「続きを読む」タグが挿入されたことが分かります。
見出しの付け方
次に、記事本文を以下のように入力し、見出しの使い方(付け方)をみてみます。
見出しの付け方
「見出しにしたい行」を一度クリックしてカーソルを移動させます。
ツールバーの「段落」をクリックして「見出し2」を選びます。
(「見出し1」でないことに注意!)
「見出し1」(h1タグ)はブログ記事のタイトルに使われていますので、記事内の見出しは「見出し2」からはじまります。
実際に反映されると、以下のように見た目も変わります。
他の文字より、一回り大きく表示されています。
見出しを解除したい場合には、
- 「解除したい見出しの行」を一度クリックしてカーソルを移動
- ツールバーの「段落」をクリックして「段落」を選択
この操作でもとに戻ります。
小見出しの付け方
見出しのさらに下層に小見出しをつけたい場合には、「見出し3」(h3タグ)を使用します。
大見出し(見出し2)→小見出し(見出し3)→さらに下層の見出し(見出し4)の順番に使用します。順番は入れ替えてはいけません。
リスト形式(箇条書き)の付け方
リスト(箇条書き)にしたい行にマウスカーソルを合わせてリストアイコンをクリックします。
文章でダラダラと続く場合に比べ、格段に見やすく、また読みやすくなるため、使える場所には必ず使うようにします。
見た目に同じように見える先頭に●をつけたり、手で通し番号を振るのとは、SEO的には意味が違いますので、ツールを使ってリスト形式にします。
リスト形式にしたい箇所(赤枠内)を選択し(反転させ)、ツールバーから「番号なしリスト」を選択します。
リスト形式が反映されると、各々の行の先頭に黒丸が付いて、見た目もリスト形式(箇条書き)になります。
リスト形式の階層化
リストの中に更にリスト形式を用いたい場合には、
リストの中にリストを作る
- 「下階層のリストにしたいの行」の先頭を一度クリックしてカーソルを移動
- 「Tabキー」を押下
リスト形式の解除、階層を1段上に上げる
リスト形式を解除したり、階層を一段上に上げるには、
リスト形式を解除したり、階層を一段上に上げる
- 「1段上の階層にあげたい行、または解除したい行」の先頭を一度クリックしてカーソルを移動
- 「Shiftキー」を押しながら「Tabキー」を押下
注意
見出しもリストも段落ごとに適用されます。先ほど説明した「Shift+Enter」で段落を変えずに改行だけしている場合は、同じ段落内である複数行すべてが見出しになったりするのでご注意ください。
この場合は一度BackSpaceキーなどで戻り、改めて「Enter」キーで段落を変えて改行すると上手くいくようになります。
強調(太字)の仕方
最後に強調(太字)の使い方です。
やり方は同じで、強調したい箇所を選択し(反転させ)、ツールバーから「B」のアイコン(Boldの頭文字で太字(強調)を意味します)を選びます。
反映後は、以下のように見た目も太字になります。
まとめ
WordPress記事投稿画面の4つのツールの使い方をみてきました。
- moreタグ(続きを読むタグ)
- 見出し(h2)
- リスト形式(箇条書き)
- 強調(太字)
見やすい、分かりやすい、だけでなく、SEO的にも(検索上位表示されやすくするためにも)最低限の記事の装飾はサクッと行っていきたいものです。
投稿画面のツールバーのボタンを使うと簡単に装飾できますので使うべき場面がでてきたら、必ず使うようにしていきましょう。
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