ブログ記事を書いていると、外部サイトの情報を入れることで信憑性が増したり、有益な情報を読者に提供できるため外部リンクを貼るといった場面がでてきます。
そんな時に、外部リンクを不用意にそのまま載せるとあなたのサイトにマイナスな影響を与えていることになります。
今回は、no followタグを自動で作ってくれるプラグインWP External Linksの意味とメリットをお伝えし、その設定と使い方を解説します。
ワードプレスプラグインWP External Linksの意味とメリットは?
リンクを貼る事によって、作成している記事が 『きちんとしたソースがある情報』と伝えることが出来たり、自分のサイトにより長い時間滞在してもらう事で、Googleからの評価のアップにも繋がります。
外部リンクを貼るときには気をつけるべき点は以下の3点です。
外部リンクを「nofollow」にする
「nofollow」とは、クローラー(検索エンジンがサイトを回遊するプログラム)に対してリンクをたどる行為を禁止するHTMLタグのこと。
外部リンクを「nofollow」にする意味は
- 自分のサイトのSEOパワーを外部リンク先へ送らないため
- 自身のサイトが外部リンク先の評価の影響を受けないようにするため
の2点です。
外部リンクは「target blank」にする
target blankとは外部リンクした際に、外部リンク先のサイトを新しいタブで開くHTMLタグです。
SEO対策として、自身のサイトに滞在している平均時間を上げたり、直帰率(1ページだけ見て離脱してしまう割合)を減らす事につながります。
ユーザーが外部リンクをクリックした時に、自身のサイトは開いたまま新しいタブでリンク先のサイトを開くようにするのがSEO的に望ましいです。
外部リンクには「noopener」もセットでつける
noopenerについては新しいタブで開く場合に効果を発揮します。rel属性にnoopenerを付けることで、新しいタブを別スレッドで開くことができます。
元タブと新しいタブで別スレッドになるため、新しいタブから元タブへの操作を制御することができます。 noopenerを付けないと、JavaScriptでwindow.openerというオブジェクトが操作できるようになり、 新しいタブで開いたページから元タブのページの操作が可能となります。
target blankを使う時にはnoopenerはセットで使いましょう。
WP External Linksを導入するメリットは?
- 一度設定しておけば、外部リンクに「nofollow」や「target blank」「noopener」を自動生成してくれる
- 外部リンクの横にアイコンを付ける事ができ「このリンクは外部リンクですよ」と読者に伝える効果があり安心感が増す
WP External Linksの意味や導入のメリットがわかったところで、早速、設定と使い方をみていきましょう。
WP External Linksの設定方法
「Exrernal Links」のインストール
ダッシュボード左側のメニューから、[プラグイン]>[新規追加]をクリックします。キーワードに「WP External Links」と入力します。
- 今すぐインストールをクリック!
- 「有効化」をクリック!
- ワードプレスの左側のメニューに「外部リンク」という項目ができますので、「外部リンク」をクリック!
「Exrernal Links」のタブ内を設定
設定するのは「外部リンク」。それ以外のタブはデフォルトのままで問題ありません。
- ①設定を適用にチェックを入れると、詳細設定ができるようになります。
- ②外部リンクの開き方を設定します。「それぞれ別の新しいウインドウまたはタブ」を選択
- ③「nofollow」を選択
- その下の属性の追加は「noopener」「noreferrer」「外部」を追加するので3箇所にチェック
- ④アイコンの選択ですが、なしも選べます。画像を選択すると下にアイコンが表示されるので選択します。
- ⑤デフォルトではアイコンの位置が「リンクの左側」になっています。お好みの位置を選択。
- ⑥画像リンクをアイコンを表示しない、にする設定です。チェックを入れます。
- 最後に「変更を保存」を忘れずにクリック!
以上で設定は終わりです。
まとめ
WP-External Linksは外部リンクを貼り付けた時に、SEO対策に必要な「nofollow」「target blank」「noopener」してくれる重要な意味があるプラグインです。
外部リンクを貼るたびにいちいち自分で記述するのは手間ですし、うっかり、ということもあります。
「WP External Links」を導入することで、全ての外部リンクに「nofollowタグ」を挿入する設定をすることができ、過去記事も含めて一括で外部リンクへのSEO対策をすることができるので、これまであまり考えてなかった!という方も、今からでも導入する価値は大きいです。
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