「これからブログを書き始める!」「SEOに強いブログ記事の書き方が知りたい!」といったブログ初心者さん向けに、ブログの書き方におけるスキルを身に付けるための、基本テクニックと文章構成、ブログの書き方の手順をお伝えします。
今回解説する基本のテクニックとブログの書き方の手順をおさえれば、記事作成の時短にもなり、自然に適度なボリュームの記事が書けて、さらにSEOに強い記事になります。結果として、上位表示されやすくアクセスアップにも繋がりますのでぜひ取り入れてみてください。
ブログ記事の書き方①テンプレートに沿って書く
「テンプレート」とは、文章を書くうえでの「ひな型」ともいいます。このテンプレートを知っているだけで簡単に記事が書けるので、時間短縮になります。
文章構成を4つに分けて書くと非常に書きやすくなります。
ポイント
- 導入文「導入結論」
- 本文1「結論の理由」
- 本文2「具体的解説」
- まとめ「最終結論」
4つのパーツを一つずつ解説します。
導入文
読者は検索キーワードが含まれ、かつ、この記事には自分がさがしている答えがありそう!と期待してブログタイトルをクリックします。
「このブログ記事を読み進めて悩みを解決できるのか?」「このブログ記事を読み進めて答えを見つけることができるのか?」という読み手の思考に対して、答えを先に伝えてしまうわけです。
導入部分で結論を書く様にします。
「導入文」で「この記事は自分にとって役に立ちそう!」と思ってもらえるように期待に応えられう記事であることを伝え、本文に読み進んでもらうための導線となる部分です。
本文1「その結論の理由」
本文1の「その結論の理由」では、「導入結論」で語ったことの理由を伝えます。
「導入文で結論づけた理由は○○だからです。」という内容の本文がきます。その際、見出しにもタイトルで検索キーワードとして狙ったキーワードを含めます。
そうすることで、検索ワード(読者の知りたいこと)を読者自身も再確認しつつ、この答えがここにあると頭の整理をしながら読みすすめることができます。読者に納得感があることが、最後まで読みすすめるためのポイントです。
本文2「具体的解説」
「具体的解説」では、「理由」で語ったことを具体的に解説していきましょう。独自の展開や独自の視点もプラスして情報に付加価値がつけられれば、より読者の満足感も増します。
まとめ「最終結論」
記事全体のポイントのまとめです。
記事を読む読者は、読んでいる内に何を求めて読んでいるかわからなくなったり、記事自体が長い場合など、読んでいる内にポイントがどこか見失う場合もあります。
最後に記事の要点をまとめ、「読者の頭の中を整理してあげる」という役目のパートです。そうすることで、読者は「この記事を読んで良かった」「知りたいことがわかって(解決して)満足」といった状況を提供することができます。
ブログ記事の書き方②キーワード選定+タイトル付けをしてから書く
ブログでは、キーワードを意識した記事の書き方を基本とするのが王道です。
SNSやブログランキングなどからの流入もありますが、それらはあくまでも補助的なものに過ぎません。
ブログ自身で集客できるのは、「検索エンジン」つまりネット検索によるものです。そこでアクセスを集めるためには、ブログタイトル、見出し、記事導入文に検索キーワードが含まれることが重要で、キーワード選定とタイトル付けの精度をあげることでSEOに強い記事になります。
ブログ記事の書き方③記事の構成もテンプレートに沿って書く
記事のテンプレート例
- ①タイトル
- ②導入部(リード)
- ③記事本文
- 見出し1
内容1 - 見出し2
内容2 - 見出し3
内容3
- 見出し1
- ④まとめ
テンプレートに沿うことで、時短にもなり、SEO対策にもなります。
WordPressの投稿画面には記事作成に便利な、様々なツールが用意されており、正しく使って記事を書くことでSEOに強い記事になります。
ブログ記事の書き方④改行・段落で読みやすい記事にする
記事を書く時の基本が「改行」と「段落」。
操作的には似ているし、どちらも「改行する」と言ったりして混同しますが、
ここでは、ブログで記事を書く時の「改行」と「段落」について解説します。
「改行」と「段落」の違い
「改行」と「段落」の違いは以下のとおりです。
- 段落とは
-
- 意味が連続する文章のかたまり
-
- 改行とは
- 文章の途中で文を折り返したり(行を変える)、意味が連続する文章(つまり段落)の文の最後の「。」で折り返したりすること
ワードプレスの操作では、この段落、改行は異なり、
- 段落:Enterキー
- 改行:Shift+Enterキー
「段落内では改行しない」というのが基本で、記事を書く時は、
- 通常は「Enterキー」(段落を入れる)を使う
- 「Shift+Enterキー」(改行)は意図した特定の箇所で使う
という形になります。
行間などのスペースの注意点
行と行の間、画像と文章、連続する画像の間など、見た目的にスペースを入れたい、という理由から、段落や改行を連続で入れるといった場合がありますが、そのやり方は正しくありません。
段落や改行を使ってスペースを入れるのは応急処置的なやり方であり、正しくはCSSを利用します。
たまに部分的な対応だけであれば、それはそれで良いですが、ブログ全体に適用したいというケースでは、CSSで設定します。
段落と改行を使い分ける理由
「改行」を多用したブログは今でもありますが、書籍、新聞などでは意図した箇所以外には見られない、ネット特有の文化です。
今ではネット上にあるブログの記事は、スマホなどの画面の小さいもの(いわゆるモバイル機器)で見る場合が多く、
- 改行が多用されると、スマホではガタガタに表示され非常に読みづらい
- 改行などで空白を入れられると、スマホでは、いきなり大きなスペースが空いて非常に読みづらい
ということから、アドセンスの審査では勿論NGです。
アドセンスの審査通過後であっても、改行が多用されると読者にとって読みづらい記事となり、
読みやすく、更に素早く読める、ということを考えれば必要な箇所に必要に応じて段落を入れる、改行を入れる、ということが基本です。
段落の補足
その1)3,4行になったら段落を入れる段落を入れるのは、意味ある文章の塊が基本ですが、
読みやすさ、を考えた場合、
- PCで見た時に多くて3,4行になったら段落を入れる(1段落は最大でも5行)
という形が良いです。こうすることで、PCでもスマホでも見やすくなります。
まとめ
ブログ記事の書き方は
- テンプレートに沿って書く
- キーワード選定+タイトル付けをしてから書く
- 記事の構成もテンプレートに沿って書く(WordPress投稿画面の機能を正しく理解し正しく使う)
- 改行・段落で読みやすい記事にする
ブログの書き方として大切な基本となる要素です。これらを実践することで、時短にもなり、SEO対策にもなり、読者にも読みやすく伝わりやすい記事となります。
最初は難しく感じるかもしれませんが、「テンプレートがある」「テンプレートに沿って書く」ことを意識すれば、なん記事か書いているうちにすぐ慣れてきます。
アクセスが集まる記事、読者にとって有益な記事をめざして、どんどん記事を書いていきましょう。